On Blog

ブログというものを運営していて、どうすれば読者に見てもらいやすくなるのか、ということについて日頃から考察を深めてきた成果を惜しみなく紹介しています。戦略コンサルタントならではの視点で、ブログをどのように運営していけばいいのかについてわかり易く説明しています。素人のブログ論とは一味違います。

【対処法】ブログが炎上した場合、あなたはどうしますか?

さて炎上を経験したことがある人もない人も、炎上した場合どうしたらいいと思いますか?

まず言いたいのは次のことです。

炎上すると精神的なダメージを受けることは当然です。それは多くの人にとっても同じで、あなただけではないので安心してください。

ここでは、炎上した場合、ネガティブコメントにめげずに対処する方法の一例を挙げてみようと思います。

ブログが燃え上がってしまったらどうすればいいのか

コメント欄を見るか否か

まず一般的に、書き(殴られた)コメントに対してまずは次の選択肢のうちのどちらかを選ぶことになります。それはコメント欄を

  • そもそも見ない
  • 恐る恐る覗いてみる

の2択です。

そもそも見ない

多くの人が、精神衛生上の理由からコメント欄をそもそも確認しないほうがいいと勧めています。確かに、ネガティブコメントを読んでいると、それらのコメントが正しいかのように見えてくることもあります。そうなると、人格を否定されたような感覚に陥ります。

ですので精神的に打たれ強いという自信がない限り、炎上してる気配がある場合はコメント欄をのぞかないようがよいでしょう。

そのためには、コメント欄の除去や非表示設定が有効です。

恐る恐る覗いてみる

しかし『鶴の恩返し』と同じように、見たら駄目と思っているとついつい見てしまうのが人間の性かもしれません。

鶴の恩返し。この誘惑ヤバっ。

私はというとやっぱり読んでしまいます。ブログはやっぱり読者の反応が目に見えるのが魅力なので、読者の反応はブログを書く原動力でもあるからです。

コメント欄を見てからの反応の仕方

上の2択のうち、やっぱり無視できないと思ってコメント欄を見てしまった場合、実際に否定的なコメントが多いと萎えてしまいます。そうするとやっぱり読まなければよかったということになってしまいます。

しかし否定的なコメントを目の前にしてもなおどう対応するかについて選択肢が存在します。それはコメントを

  • 読んだことを忘れる
  • 反発する
  • 受け入れる

という三択です。

忘れる

否定的なコメントの9割以上といっていいほどのコメントは、読んだという事実をすぐに忘れたほうがいいほど内容のないコメントです。多くが単なる中傷、記事読まずに書かれたようなもの、明後日の方向を見ているものです。独り言を声を出して言っている感じでなので、反応する価値はありません

反発する

コメントが一見して否定的な場合、すぐに反発しがちです。しかし、その都度反論しても無意味です。あなたの時間と神経をすり減らすだけです。匿名で書いてきている無責任な中傷コメントは誰も信用しないので、反論せずに残しておいても気にする必要はありません。無視するに限ります

受け入れる

しかし否定的なコメントの中にも、使えそうなコメントがたまに眠っています。コメントを読んで、記事を具体的に修正できそうな場合がそれに当たります。

例えば次のような場合です。

  • 記事の趣旨/一部を誤解しているもの
  • 具体的な箇所を引用しつつ「○○の意味がわからない」としているもの
  • 言葉の誤用を指摘しているもの

こうしたコメントが存在していること自体、記事自体が曖昧な表現や誤解を生む表現を含んでいる可能性を示唆しています。そのため、読み手が誤解していることが読み手の問題なのか、書き手の問題なのか冷静に考えましょう。

ここで重要なことは、コメントにおもねり過ぎず、かつ自分の文章が本当に論理的なのか、文章が明快なのかを疑うというバランス感覚です。

一方で他人の意見におもねり過ぎると、記事自体の個性が薄れていきますし、何よりもあなたの意見が見えなくなっていきます。ありきたりの記事になってしまう恐れがあるということです。

他方で、「自分の文章は絶対に正しい」と考え他人の有意義なコメントを無視してしまっては、独善的な記事になってしまいます。

こうしたバランス感覚を意識しながらもう一度該当箇所を読んでみて、もし内容に問題がある場合はすぐにでも修正しましょう。炎上している最中であれば、まだ多くの人がこれからも読みに来るので修正作業は間に合います。これによって、修正後に訪れる読者に、改善された記事を見てもらうことができます。

ゴミの山に眠っているかもしれない砂金(?)

ブログをしている人にとってはコメントはほぼ唯一のフィードバックです。そのため、ネガティブコメントが増えていくと、それが真実と思い、塞ぎ込んでしまってブログを続けられなくなってしまうこともあります。

基本的には、無視するか、無視できないのであれば笑い飛ばすぐらいの軽い気持ちでコメントに対処しましょう。それが出来ず、深刻に受け止めてしまう性格であれば、コメント欄を取り除くか、非表示にしたほうがいいでしょう。

ただ中には、良い意味で痛いところを突いてくるのようなコメントもあります。これは千載一遇のチャンスです。赤の他人が時間を割いて無料でアドバイスをしてくれているのですから。

ただ、その有意義なアドバイスを見つけるためには、中身スカスカの中傷ネガコメというゴミの山を漁る必要があります。それは精神的に苦痛な作業にもなりかねません。ですので、もしごみ漁りの作業が苦にならないのであれば、内容の伴わないコメントと使えるコメントを選別することをお勧めします。

これは金(?)脈探しのような仕事なので、石ころばかりで金が見つからず徒労に終わる可能性もあります。コメントを見て精神的にダメージを受ける人が多いので―何度も繰り返しますが―基本、匿名での中傷コメントなど無責任な発言と思って捨て置いて構わないという覚悟が必要です。

つまり以下のような行動マニュアルが導き出されます。

ケース①:精神的に耐えられない可能性がある

推奨する行動:コメント欄の削除や非表示設定

ケース②:精神的に耐えられる自信がある

推奨する行動:コメントの選別を行い、使えるコメントを記事に反映。

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