グーグルアドセンスの広告はサイズを変えることができます。それによって横長のビルボード(970×250)を表示させることができます。
ビルボードに変更してみて感じたのは、それまでの336×280レクタングル広告に比べ、クリック数も収益も2倍ほど上昇したということです。
サイズ変更はアドセンス規約違反ではない
サイズ変更のためにはアドセンスのコードを変える必要がありますが、サイズに関してコードに変更を加えても、グーグルの公式サイトにも紹介されている通り、規約違反とはなりません。
参照記事①:Modification of the AdSense ad code - AdSense Help
参照記事②:レスポンシブ広告コードを修正する方法 - AdSense ヘルプ
ビルボード(970×250)だけではなく、アドセンスって様々なサイズがあるんですね。広告のサイズ一覧についてはGuide to ad sizes - AdSense Helpで一覧になっています。
ビルボードを使えば、レクタングルを二個横に並べる方法よりも、一つの広告で幅いっぱいまで表示できるので、効果的になることもあります。
小さい広告ユニットを 2 つ横に並べるよりも、推奨広告ユニットを 1 つ追加する方が効果的です。
ですので、ビルボードは単なるレクタングルよりも効果が見込めます。
コード変更方法
具体的には、レスポンシブの広告を作り、そのコードの中にある<data-ad-format="auto">という部分を変えます。変更する箇所はこのautoという部分です。これをrectangleにしてください。
つまり<data-ad-format="rectangle">にしてください。
他にも
- "vertical"(縦長)
- "horizontal"(横長)
がありますがここでは無視してください。
注意点
ただ特大サイズの広告は一ページ一つという制限があるようです。300×600の広告について適用されますが、ビルボードも同様に大きな広告なので、私はとりあえず、記事下の一か所だけに、ビルボードの数を制限しています。
参考記事①:Inside AdSense: Updates around usage of 300x600 ad format
参考記事②:Googleアドセンスのレスポンシブ広告を任意サイズに変更する方法 | ねたこれ
(以下、追記 2016/09/04)
アドセンスの広告制限が撤廃されたことからこの制限もなくなりました。ですので、ビルボード広告に関する数の制限もなくなりました。
参考記事:広告の配置に関するポリシー - AdSense ヘルプ
結果:ウハウハ
このビルボード広告を記事下に挿入したのですが、レクタングル型に比べてクリック率は2倍、収益も2倍になりました。記事中には旧来型のレクタングルを挿入したままなのですが、この結果を受けて、記事中の広告もすべてビルボード型に変更しようと思います。